カテゴリ:膝の話( 4 )

膝の話③ 両足登りの段階

腫れが完全に引いたのは過去2回とも一ヶ月後でした。

ここで両足で登ったときに愕然としたのは
・正対ができない
・掻き込めない
・キョンもできない
つまりすべてができない!!

なにが原因か、回復してきた今思えば、神経が鈍ったか麻痺していたかでしょう。

調べると靭帯断裂の後遺症に似たような症状があったので、一ヶ月のブランクよりこちらが原因に思われます。

怪我自体の痛みや後遺症は以前の登る感触を覚えているだけに、思うように登れない辛さがあります。

その引っ掛かりを見つけるたびに上半身で補うべくトレーニングしたり、大腿や臀部を鍛えたり。

あまりの虚しさに何度か辞めようと思いましたが、そのたびに新たな楽しさをくれるのがクライミングの素敵なところ。


ずるずると一年が過ぎ、登り自体は昨年より強くなりました。

足指の感覚は未だに右の方が鈍いです。
継続してビー玉を足指で摘まむトレーニングをしていますが、まだまだ弱さが目立ちます。
こちらも拇趾に力を込めると、膝の内側に痛みがありますね。

正対の痛みはかなり引きましたが、角度を間違えたりハイステップで乗り込むと関節の外側に痛みがあります。

キョンは元々の股関節の柔らかさが効を然して今でも得意ですが、悪いキョンを3トライすると痛い。。

1M上から落下するだけで骨が擦れる音がします。

終了点が近付くと身体がすくみます。

コンペも岩も、テーピングが欠かせません。


それでも強くなれる不思議。
もはや痛みはクライミングと同化したのかもしれません。

ギアじゃあるまいし、交換もできない。
騙し騙し、この体と向き合うのがこれからの私のクライミングですな。


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※美脚自慢ではない。さりちるの左右で太さが違う足。


続けていればいいことあるみたいですよ。
by acetyl_sally | 2013-08-30 01:08 | 膝の話 | Comments(0)

膝の話② 片足登りの段階

ここから先は私の復帰までの一例です。

受傷の度合い、箇所によって腫れが引くまでや痛みにはかなりの違いがあります。

あくまでも参考としてください。


整形を受診するとまず触診があり、レントゲン、腫れの状態をみて薬の処方、包帯固定。
注射器で吸出し、サポーターの売り付け等がありました。

そうこうしているうちにだんだん腫れが引いていきました。ここでMRIが登場。

なにが膝関節捻挫の原因になったかを調べていただけます。

半月板か、靭帯か。
半月板のケバケバを切除するのか、
切れた靭帯を再建するのか温存するのか、その方針が決まるところです。

私の場合は早急に手術の状態でしたが、一ヶ月も入院できないので無理矢理温存にしました。

その代わり、リハビリをかなり真剣に取り組む形です。


まずクライマーとしてのリハビリ。
こちらは1週間後には片足クライミングを開始しました。

とはいってもカウンター、フラッギング、デッドをガンガン使って5Q4Qを登るだけです。

あとは低い場所の適当なホールドでキャンパシング。


次に完全なる膝のリハビリ。

まずは椅子に座って膝の曲げ伸ばし、うつ伏せになって曲げ伸ばし、などをして稼働域を広げる訓練から。

ぐらつく箇所を意識し、体の状態を確かめるように行うのがミソ。

このときも疼痛や熱感があるときはアイシングを行いました。


2週間ぐらいで腫れがだいぶひき、左右の足を比べてみました。
するとかなり太さが違う。

腫れている間は日常生活でも筋肉を使わないような動きをしているので、かなり筋肉が痩せてしまいます。

関節内はどうせ壊れているので、筋肉優先。

スクワットはまだ難しかったので、3kgの重りをつけて曲げ伸ばしのリハビリを。

セラチューブで大腿四頭筋やハム、足首の稼働域を増やしたりしてました。

また腫れが引いてからはサポーターの着用を控えました。

サポーターは痛みを軽減しますが、筋肉をサポートするわけなので筋力が低下してしまいます。

なるべく頼らないよう、しかし本当に辛いときは使用する、という形で2ヶ月ほど着けたり外したりを行っていました。
by acetyl_sally | 2013-08-29 23:10 | 膝の話 | Comments(0)

膝の話① 受傷直後

まず冷やします!!

湿布は冷却効果がありません。

氷嚢、アイスノン、どのような方法でもよいので当て布をして、氷を患部に当てましょう。

靭帯を痛めている場合、冷やしを怠ると患部での出血が増え、関節に緩みが生じます。

関節が緩んだ場合、再度受傷の確率が格段に上がることを意識してください。


次は固定です。

クライマーであればテーピングは持っているはず(持っている人がいるはず)

これを患部にぐるぐると、包帯の要領で巻くだけでいいです。
※どの靭帯を痛めたかわからないため

圧迫し、関節包に血や組織液が溜まるのを防ぎましょう。

勿論、包帯があれば尚良しです。


そしてなるべく早く整形外科を受診してください。

どうしても当日の受診が難しい場合は寝るときも固定とアイシングをはずさず、足を高くした状態でお休みください。

クライマーのサプリメント、ロキソニンも多少の消炎作用があります。

お持ちでしたら服用しましょう。


安静の目安は熱感がなくなるまで、です。

決して無理はせず、負荷をかけないよう過ごしてください。


次はリハビリ期についてです。
by acetyl_sally | 2013-08-29 22:29 | 膝の話 | Comments(0)

膝の話

さりちるの右膝について。

Twitter住民は周知のことかと思いますが、靭帯切ってます。

前十字靭帯断裂、副側靭帯一部断裂、半月板損傷からの変形性膝関節症。

漢字ばかりでよくわかりませんね。


副側靭帯は昔バレーボールで痛めたものです。
前十字靭帯は2011年の6月に切りました。
その後、翌年の夏に再度受傷し骨を挫傷しました。このとき半月板が完璧につぶれてなくなりました。


即ち、今は落下して着地すると簡単に膝関節が脱臼してしまう状態です。

おまけに関節のクッションとなる半月板がないので、骨と骨がぶつかり合います。

このとき体内ではゴキン!!という音が響きます。大変痛くて息が止まります。

後に関節包に血が溜まって、グレープフルーツ大に膨れ上がり、
腫れが引くまで計200ccぐらいの血を抜きますね。

終了点を取るたびに、失敗するとこうなる、という恐怖と戦っています。



ここまでのバカはいなくとも、副側靭帯や前十字靭帯を痛めている方は多いかと思います。

てなわけで膝を痛めたときの対処法、回復までのリハビリなんかを書いてみようかと。

受傷仕立てで真っ暗になっているかたの救いになれば幸いです。


→次に続く
by acetyl_sally | 2013-08-29 21:59 | 膝の話 | Comments(0)


岩なし富山に生息するクライマーもどき。


by さりちるさん

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